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天使の恍惚

iPhone に適当に入れていたデータの中に若松孝二監督「天使の恍惚」のサントラが入っていて 朝からフリージャズもどうかと思いつつ聞いてみるとボーカル曲が入っていた.
この映画を見たのは学生の頃で,レンタルビデオ(DVD はまだない頃)で借りた.
内容はまったく覚えていなくて山下トリオが出演しているからという理由で借りたので最後の方の山下トリオがナイフでせまってくる(?)シーンのみ記憶している.
こういうのよくないから今度DVD探して見直さないといけない.

で問題のボーカル曲

ウミツバメ

Nico(Velvet underground & Nico の Nico)風ないい感じのボーカル.
好みのボーカルなので検索しつつ聞いていたらなんとなく違う感じ(別人)のボーカルの歌

ウミツバメ ver. II

この歌い手はとんでもなく上等でありますよ!

検索を続けて安田南というクレジットにはないボーカルが歌っていることが判明.
ややこしい事情だが,共演者の山下洋輔が「ジャズ批評」で断言しているらしい(記事を読んでいないので「らしい」とする)

中津川フォークジャンボリーという日本におけるウッドストックのような野外ライブがあったことは知っていたし,暴動?が起きて第三回を最後に終わったという話は学生時代に聞いて知ってた.
吉田拓郎が延々二時間「人間なんて」をやったとかそういうレベルの話だけども.

Wiki ではサブステージのトリ前が安田南でトリが「はっぴえんど」となっているのだが,山下洋輔「風雲ジャズ帖」では「山下洋輔トリオ」であったとある.
当時の状況は文献でしか知らないので断定はできないんだが,1972年の時点で書いている山下氏のほうが信頼性が高い.

以下は引用

さて,ジャズの最初は日野皓正カルテット,次に鈴木勲カルテット・プラス安田南,そして最後がおれたちの予定である.

な?この後の暴動も山下氏は(おそらくステージ裏で)見ている.
「風雲ジャズ帖」の「二十代の思想」から引用.


さて中津川フォークジャンボリー当時,吉田拓郎と安田南の知名度が圧倒的に安田南のほうが上であった(らしい)ことはいろいろと考えさせられる.

アルバムを三枚残して音楽活動(マス的なまたはコマーシャル的な意味で)を止めたミュージシャン 安田南は圧倒的な才能を持っていたにもかかわらず,歴史に埋もれてしまっている.

ジャズも含めたポピュラー音楽の宿命な気もするが,ここまで記憶媒体としてのコンピュータが発達するとすべてがアーカイブ可能なんだから,再評価というものがもっと広がればいいのにと思う.







by count-zero-y | 2014-05-12 23:37 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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